こんにちは、安田ケリー(@kry_ysd)です。
2017年2月27日、私は住まいの高知県から初めての海外へ出発しました。行き先はニューヨーク。パスポートを使うのも国際線に乗るのも初めてです。
大きな期待を抱いて成田空港に到着したものの、想定外の事態が発生。
私たちが乗る予定だったニューアーク・リバティ国際空港行きの便が欠航したのです。
旅行初心者
そんなときの対処法を、体験記を交えてお教えします。
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欠航の原因は「エンジントラブル」
17時55分に成田空港を出発する便だったので、チェックインや保安検査、出国手続きを済ませて搭乗口付近の待ち合いロビーで待機していました。
出発を目前にワクワクしながら待っていると、搭乗開始の数分前に「機体のエンジン整備のため、搭乗時間を遅らせて復旧作業をする」とのアナウンスが響きます。
その間、数十分おきに現状報告のアナウンス。2時間ほど待つとペットボトルのミネラルウォーターとポテトチップスが支給され、ロビーで小腹を満たしました。
全部で3時間ほど待ったものの、結局復旧は叶わず本社の判断により欠航に。
まったくの想定外でしたが、整備不良のまま無理やり飛ばれても不安なので、今思えば欠航してよかったと思っています。
その日宿泊するホテルが用意される
欠航という事態になってしまったら、その便に乗る予定だった人たちはどうするのか。
今回のように欠航と判断された時刻が21時を過ぎていた場合、航空会社が用意してくれる空港付近のホテルで一泊し、翌日以降の代替便に搭乗します。パスポートには「出国停止」というスタンプが押されます。レア!
欠航とのアナウンスのあと、ロビーで直接航空会社の人から説明を受けます。「シャトルバスで20〜30分くらいで行けるホテルを用意しました、代替便は明日の9時から受付を開始します」といった内容でした。
案内されたホテルでの宿泊費用はもちろん無料。他にすぐに食べられる簡単な軽食と、翌日の朝食バイキング無料券も配布されました。
代替便は先着順
「代替便」と言っても一日の便の本数は決まっているし、その便ももともとの予約があっての空席に予約を入れるため先着順です。空席がないと、何日も待たなければならなくなるケースもあるそう。
朝起きたらとにかく早く空港のチェックインカウンターに直接行くか電話をして、代替便の予約を取りましょう。
私は前日に説明を受けた通り、朝9時ぴったりに電話をかけました。
欠航した便と同じ条件(ニューアーク・リバティ国際空港まで直行)の便は1日に1本、同じ17時55分発。幸いにも空席がありましたが、念願のニューヨーク行きを焦らされまくっている私たちは強行手段を取ることにします。
直行便よりも出発時刻の早い、シカゴでの乗継便を予約。なんでもいいから早くニューヨークに出発したい!という思いが先走っての判断です。
代替が乗継便の場合
予約の電話を切ったあと、押し寄せるのは多大なる不安感。だって初めての国際線で乗継便なんて…
典型的双子座ケリー
英語力は皆無、乗継地は聞いたことも覚えられそうもない名前の空港(今となっては忘れもしませんが)、そして乗継時間はたったの50分。
安田ケリー
このように急に決まった乗継地が見ず知らずの空港の場合、事前に客室乗務員に空港のことを聞いておきましょう。客室乗務員はその便が到着する空港のことをよく知っています。
今回は、成田空港→アメリカ・シカゴのオヘア空港で入国手続き→国内線でニューヨークのラガーディア空港に向かいました。
この場合、預入荷物をオヘア空港で一旦受け取り、再度自分でラガーディア空港行きの便に預けなければなりません。時間はたったの50分。
- どうすればスムーズに乗り継ぎの手続きができるか
- 荷物を再度預けるカウンターはどこにあるか
この2点をオヘア行きの便の日本人の客室乗務員の方に聞き、結果トラブルなく乗り継ぐことができました。
まとめ
以上、国際線が欠航になったときと、代替が急に乗継便に変更になった場合の対処法をお教えしました。
- 空港付近の宿泊先を手配してくれる
- お食事券などをもらえる場合がある
※原因によって対応が異なります。
- 翌日は早めに代替便予約の手続きをする
- 乗継便の場合、事前に乗継空港の情報収集をしておく
とにかく代替便を早く押さえるのが一番のポイント。欠航した便に乗る予定だった人みんながライバルなので、誰よりも早くに代替えの手続きをしましょう。
交通機関はいつどんなトラブルがあるか予測できませんし、予想外の事態になったら焦ってしまいますよね。しかしそんなときこそ落ち着いて行動しましょう。
この記事がお役に立てれば幸いです。
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