ワーキングホリデーの“当たり前”に対する疑問と、今後のことについて。

Canada WH end

 

こんにちは、カナダで絶賛ワーホリ中の安田ケリー(@kry_ysd)です。

時差の関係で日本より14時間遅れているトロントも、おととい無事に2019年を迎えました。

今更になってしまいましたが、2018年、このブログを読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。大晦日も動画編集に追われていたくらい動画に没頭しているのが現状ですが、このブログを辞める気は毛頭ありません。今年もどうかよろしくお願い致します。

 

さて、新年早々の重大発表です。

昨年11月にトロントに来たばかりですが、今年4月に帰国することにしました。

 

はっや!!!!!!!!!

あなた

 

真面目な理由があるので、順を追って説明します。

 

 

当初の滞在予定は一年半

出発当初は「最初は観光ビザで入国して語学学校での勉強に専念し、そのあとでワーホリビザに切り替えて1年間丸々働きたい」と考えていて、全部で1年半カナダに住む計画で渡航しました。

 

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【カナダ】観光ビザからワーキングホリデービザに切り替えで長期滞在可能!

 

しかし、実際にこちらに来てみて変更しようと思った点は2つ。

ひとつは、以前こちらの記事にも書いた語学学校の期間の短縮。

もうひとつは今回これから書く、カナダ滞在期間自体の短縮です。

 

カナダまで来てアルバイト?

「ワーキングホリデー」というと、たいていの人は現地でアルバイトをします。というか、働けるビザなのだからそれが当たり前です。当然、私の中でもそれが“当たり前”で、自分も1年間はアルバイトするんだと思っていました。

しかし、語学学校でできた友達たちが、卒業と同時に次々と飲食店のアルバイトに進んでいくのを見てこう思ったんです。

 

ひねくれ安田

え、私って飲食店でバイトするためにこんなとこまで来たんじゃなくね?

 

私がカナダに行くという決断をした理由は、将来クリエイターとして仕事を請けるための経験を積みたいと思ったからです。その“経験”というのは、ラーメン屋でラーメンを作ったり、レストランで接客をすることではありません。

渡航前に会社を辞めたのだって、「将来はクリエイターとして仕事をしながら生きていきたい」と思ったからで、飲食業や接客業は方向がまるで違います。

映像会社で下積みとしてアルバイトするのならともかく、レストランやカフェに勤める経験は、果たして今後のクリエイター人生に必要なのか?という疑問を抱きました。

 

私は、自分にとって“本当に必要なことだけを選んでやっていくこと”が、夢を叶える一番の近道だと思っています。不必要だと分かっているのにダラダラと続けてやっていると、そのぶん遠回りすることになってしまうから。

目標達成のためにやるべきことは何か?と考えた結果、飲食店でのアルバイトは真っ先に必要リストから外れました。

 

“本当に必要なもの”を考えるべし

では、“自分にとって必要なこと”とは一体何なのか。そう考えたときに思い浮かんだのは、街の紹介動画(PV)の製作とYouTube活動でした。

 

まずPVに関してですが、作品を“たくさん”作るためには、同じくらい“たくさんの種類の映像素材”が必要です。

トロントに来て約2ヶ月。当然、トロント中で映像を撮りまくってるんですが、大きな都市とはいえ1つの街で撮れる素材の量にも限界があることに気がつきました。

つまり、「街のPVをたくさんつくりたい」と思ったら、移動を余儀なくされるわけです。そりゃあもう世界規模で。

 

足を動かして素材を集めに行き、手を動かしてそれを作品に変える。これを何度も何度も繰り返すことが、今の私に必要なことなのではないか?(修行レベルで)

このことに気がつき、トロントでの滞在を早々に切り上げて、“移動する生活”に挑戦してみることにしました。

 

新たな挑戦①移動する生活

ということで、2月・3月あたりに今住んでいるシェアハウスを解約します。

当然、1ヶ月前に住み始めたときは、ほんの数ヶ月後に解約するなんて思ってもみませんでした。

 

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シェアハウスを出たあとは“移動する生活”を開始。

シカゴ、デトロイト、モントリオール、NYに行くことはすでに決定していて、LA、サンフランシスコ、シアトルも回れたらいいなと思っています。後半は、最近興味が湧いた中米(メキシコのカンクンとキューバのハバナあたり)を1ヶ月ほどうろついてみようかな。(あくまで予定)

で、もともと観光ビザからワーホリビザに切り替える計画のために用意した復路の航空券を使って、4月末に帰国することにしました。

 

新たな挑戦②YouTuber

そんな“移動する生活”とか言っておきながら、なぜたったの6ヶ月ですんなり帰国しようと考えたのか。

ここで2つ目の重大発表です。YouTube活動に専念します。

 

昨年5月に開設したときは、自分の作品を載せるだけのポートフォリオとして使っていたYouTubeチャンネル。

安田ケリーのYouTubeチャンネル

作業しているうちに編集ソフトにも慣れてきて、テロップを使った、いわゆるYouTuberのような動画もつくれるようになりました。

 

【ホットワインって一体何?トロントのクリスマスマーケットを満喫!】

 

もともと動画に興味を持ったきっかけは、有名YouTuberの動画を見るようになったこと。

編集にハマり、形だけでも彼らのような動画がつくれるようになったのが嬉しくて、次は「編集技術だけでなく企画力も磨いて、動画をもっと面白くしていきたい」と思うようになりました。

 

で、このことをなんとな〜く友人Wに話すと、なんと彼女も同じように思っていたことが発覚。

「まずはやってみなきゃどうなるかなんてわからない!やってみよう!」

ということで昨年9月に開設したのが、友人W改め、わかばとの旅系チャンネルです。

このときすでに私のカナダへの渡航が決まっていたので今は活動休止状態になっていますが、このチャンネルを使って本気でYouTube活動をしていきます。(※現在活動休止)

 

近道は“必要なものだけ”

その相方・わかばが現在東京に住んでいるということの他に、拠点を日本に移そうと思った理由は1つ。

「“生活する”なら自分の生まれ育った国の方が、余計な労力が省ける」ということがわかったからです。

 

カナダに住んでみて思ったのは、まったく新しい環境に慣れるのには思っていたより時間がかかるということ。

25年間ずっと日本に住んでいた私には、日本の文化や感覚が染み付いています。カナダでの生活というのはどれもこれもがイレギュラーで、全部がちょっとしたストレス。本来作品づくりに宛てられたであろう時間も、“環境に慣れるための時間”に持っていかれてしまいました。一番に言語、そして食事の面を始め日々の生活に関しては、私たちは本当に“日本人”です。

「“旅行”と“実際に生活する”とでは違う」ということを実感した結果、生活に慣れるための余計な労力を省くために、生まれ育った日本を拠点にしようと考えました。

 

日本の“東京”という部分ですが、これにも理由があります。

日本の中心はやはり東京。同じ日本でも、これまで住んでいた地元・高知と東京では、できることも情報量もチャンスの数も確実に違います。このことはカナダに来る前に痛感しており、「次また日本に住むなら絶対に東京」と決めていました。

 

とはいえ、あくまで“拠点”に過ぎません。

カナダに来る前からの「世界に挑戦していきたい」という願望は変わらずあるので、帰国してからは更にアクティブに海外に出ていきます。

 

やりたいと思ったらすぐ挑戦!がベスト

以上が、カナダで生活する期間を短縮すると決めた理由です。

プロフィールを見て頂けたらわかるんですが、私、方向転換を過去に何度も繰り返しています。

安田ケリー

 

“何をやっても続かない”、今までこれが私のコンプレックスだったんですが、ようやく悟りを開きました。

 

好奇心旺盛安田

そもそも興味がなくなったことを続けても意味ないし、すぐ辞めて正解じゃね?

 

今まで散々「せっかく学校に入ったのに」とか「せっかく美容師免許を取ったのに」とか「せっかく良い仕事に就いたのに」とか言われてきました。

が、「せっかく」とは一体なんぞや?と。

そりゃあ誰しも「興味ある!よーしやってみよう!」と思って始めますよ。そもそも最初から興味がないことには手を出さないし。

でも、いざやってみると“自分に向いている・向いていない”がわかるのと同じように、“人生をかけてやりたいか・そうでもないか”というのもわかるじゃないですか。

その答えに忠実に従い、少しずつだけど着実に道を定めてきたのが今までの自分だと思うようになりました。ずっとやってみたかった「海外生活」も、こうしていざやってみたことで、今後の自分の方向をさらに定めることができたってわけです。

逆を言うと、何事も実際にやってみなければ何もわからないということですね。

 

“時間=人生”で、それには限りがあります。本気でやっていきたい!と思わないことをダラダラと続けるのは、人生を無駄にしているのと同じ。

やりたいと思ったことはとにかくやってみて、「これ好き!極めたい!」と思ったものはそのまま続ければいいし、「やっぱりこれじゃない!」と思ったらさっさと辞めて次のことに取り掛かればいいんです。(嫌になったら辞めていいと言っているのではなくて、ここぞというときには踏ん張ることが大切です!)

それを繰り返してきたからこそ、私は人生をかけてやりたいと思えることに出会えたし、今もそれを突き詰めていくためにこうして取捨選択をしています。

 

私の母はこれを「生き急いでいる」と言いますがそうではなくて、一分一秒をできるだけ自分の納得のいく形で過ごしたいってことです。

トライアンドエラーをたくさん繰り返したほうが、理想の形に早くたどり着けるに決まってる。

もし美容師の仕事を続けたとしても、そもそもの興味が失せていたので、トップスタイリストへの道は程遠かっただろうなと思います。そればかりか、次の道を見つけるのがその分遅れていただろうなと。

すぐに方向転換したことでブログや動画という新たな道が拓けたし、今こうして徐々に方向を定めることができています。

 

やるべきことはシンプルに

そんなこんなで、予定より1年も早いですが、今年の4月末に帰国します。

とはいえ次に訪れる国もすでに決めてあって、あまり息をつく暇なく本格的に「旅×映像ライフ」をスタートさせる感じです。(そのまま東京移住説が濃厚)

 

2019年、私が挑戦することはふたつ。

世界各国を回りながらのPVづくりと、相方わかばとのYouTuberとしての活動です。

 

  • 必要なことだけ選んでやる
  • 足を動かす(経験を積む)
  • 同じくらい手も動かす(たくさん作業をして作品をたくさん生み出す)

これらを意識して、自分の道に専念していきます。

 

数年前すぐ地元に逃げ帰ったあのときと違うのは、大きな野望があるからこその“進む”ための選択だということ。

周りには何を言われてもいいけれど、いつも応援してくれている家族にはこれを分かっていてほしいです。

 

以上、新年のご報告でした。

 

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