こんにちは、安田ケリー(@kry_ysd)です。
フィリピンの名物料理に、レチョン(Lechon)という豚の丸焼き料理があります。インターネットでフィリピンの名物料理を調べると、必ず上位にヒットするほど有名なフィリピン料理です。
ローカル大好き安田ケリー
ということで、セブ島にあるレチョンがおいしいと話題のレストラン『ハウス・オブ・レチョン(House of Lechon)』に行ってきました!味、値段、店内の雰囲気にも大満足した理由をお教えします。
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目次
フィリピンの国民食・レチョン
レチョン(Lechon)とは、主に子豚の内臓を取り除いて下味をつけ、串を通して炭火で丸焼きにした料理です。
カトリックの行事や収穫祭、祝祭だけでなく、ごく普通のレストランでも提供されているので気軽に食べることができます。
「レチョン」で検索するとなかなかインパクトのある画像ばかり出てきますが、レストランではちゃんと切り分けられたものが出てくるのでご安心を。
レチョンがメインのハウス・オブ・レチョン
やってきたのはセブ島でも大人気のレストラン、ハウス・オブ・レチョン。
その名の通りレチョンをメインに、他にもフィリピンらしい料理を多数提供しています。
お店はセブシティ、アラヤモールという大型ショッピングモールのすぐ近く。
人通りは多い地域ですが、お店に行くには細い道を通らなければならないのでカバンはしっかり抱えて歩きましょう。
席は屋内と屋外にあり、この日のこの時間帯(20時頃)はどちらも多くの人で賑わっていました。
有名店だけあって普段からお客さんが絶えないようなので、待ちたくない人は事前に予約してから行くのがおすすめです。
屋内の席がちょうどいっぱいだったので、屋外の一番奥の席へ。
このとき訪れたのは4月の半ばを少し過ぎた頃。真夏ではないとはいえ、さすがは常夏の国です。日本の7月上旬並みの暑さでしたが、夜だったこともあり、屋外でも我慢できないほどではありませんでした。
メニュー大公開!
さて、気になるメニューを見てみましょう。
看板メニューのレチョンは普通の味とスパイシーの2種類。
普通の味は1人前230ペソ(日本円で約460円)、スパイシーは260ペソ(日本円で約520円)から最大6人前まで選ぶことができます。
レチョンだけでなくシシグやアドボ、バターシュリンプなど、ガイドブックで見たローカル料理がたくさん!テンション上がります!
続いて裏面。
Lechon Paksiwなど、レチョンをアレンジしたと思われる料理も。
アイスキャンディー、マンゴーフロートなどのデザートや、コーヒー、ソフトドリンク、アルコール類も揃ってます。
目当てのレチョン!気になるお味は…
ここに来た目的はもちろんレチョン。2人で来たので迷うことなく2人前で注文しました。375ペソ、日本円で約750円です。
皮は噂に聞いていたほどパリパリではありませんでした。これぞ脂身!といった脂身感です。(語彙力)
お肉の部分は鶏のささ身に似ていますが、しっとりしつつもしっかりとした噛みごたえ。サラサラのソースにつけて食べるとおいしいです。
日本で豚肉というとしゃぶしゃぶにするような薄切りのものだし、普段こんなに分厚く切った豚肉を食べることはないので新鮮でした。
しかし豚を一頭丸々焼く料理なので、基本的に作り置きなのでしょう。おそらく夜のこの時間は出来立てではなかったように思います。
せっかく食べるなら出来立てを!という方は、早い時間に行くのがいいかもしれません。
全体的にリーズナブルなメニュー
レチョンの他には、こちらもフィリピンでは定番料理のホタテのバター焼き(Baked Scalloops)、そしてチーズスティック(Cheese Sticks)を注文。
気になっていたバターシュリンプも食べてみたかったんですが、とりあえず最初はこれだけにしておいて、あとで食べられそうなら注文しようということに。
この判断が正解でした!
というのもさすがはアジア飯。ホタテのバター焼きもチーズスティックもそれぞれ1人前のはずなのに、2人で食べてちょうどの量だったんです。
ちなみにホタテのバター焼きは265ペソ(日本円で約530円)、チーズスティックは125ペソ(日本円で約250円)。
2人前でこのお値段は格安すぎます。日本のレストランはおろか、居酒屋でもこうはいかない!フィリピン大好き!
肝心のお味ですが、ホタテのバター焼きはバターというよりクリームソースの味が濃い!
生貝は無理安田ケリー
というくらい貝殻の隅までたっぷり盛られていました。
ホタテよりクリームソースを食べたと言っても過言ではないほどです。でもこれがおいしい。
チーズスティックは中も外もチーズ。春巻きのような皮に巻かれたチーズを、さらにチーズディップにつけて食べます。チーズ×チーズです。チーズ好きにはたまりません。
最初は食べていて「このチーズディップ、濃!」と思ってたんですが、友達に「濃いのは中のチーズだよ!そっちじゃない!」と言われて気がつきました。(大丈夫か私w)
チーズディップより中のチーズが濃い。とにかくチーズです。それ以外何も言えません。
写真の上下に写っている取り皿とホタテ料理のお皿はバナナの葉っぱです。
マクタン島のレストラン・マリバゴグリルもそうだったんですが、フィリピンのレストランではこのようにバナナの葉っぱをお皿にするのが主流のようですね。
関連記事:

フィリピンビール・サンミゲルが進む!
このように料理の味がとても濃いので、地元ビールのサンミゲルが進みます。
サンミゲル社のビールは数種類あるようですが、今回の旅行では以下の3種類を飲んでみました。
- サンミゲル・ピルセン(San Miguel Pilsen)
- サンミゲル・ライト(San Miguel Light)
- サンミゲル・プレミアムモルツ(San Miguel Premium)
中でも一番飲みやすかったのは写真のサンミゲル・ライト。
沖縄で飲んだオリオンビールと似て薄く、なかなか酔わないので何本でもイケちゃいます。(土佐弁でいうところの「たっすい」ってやつです。ちなみに私はアサヒ派w)
海外だから大酔いすると怖いけど、お酒は飲みたい!っていう方に超おすすめ。(主に私)
ハウス・オブ・レチョンでのサンミゲルは3種類あり、どれでも1本70ペソ(日本円で約140円)です。これも驚愕の安さ!
ハウス・オブ・レチョンのポイントまとめ
以上、レチョンが話題のレストラン、ハウス・オブ・レチョンをご紹介しました。
気になる料金は、2人で料理を3品、ビールを1本ずつ計2本飲んで合計1,045ペソ(日本円で約2,090円)。ちなみにこれにはサービス料(チップ)も含まれているので、別途渡す必要はありません。
1人あたり約1,000円、しかもちゃんとしたレストランでしっかり食べて飲める物価の安さには、何度も言いますが本当に驚きです。すっかりハマってしまいました!
- レチョンの出来立てが目当てなら早い時間に行くのがおすすめ
- 人気店なので待ちたくなければ事前予約を
- どの料理もリーズナブル!
- しかし一品一品の量が多い!考えて注文しよう
- 濃い味付けに合うビール・サンミゲルもぜひ
料理の味、値段、お店の雰囲気、加えてスタッフの対応も親切で大満足でした。
フィリピン・セブでの食事の際には、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
ハウス・オブ・レチョン(House of Lechon)
住所:Acacia Street, Cebu City 6000, Philippines
電話番号:+63 32 231 0958
営業時間:(月〜日)10:00〜22:00
平均予算:〜2,000円
Facebook:https://www.facebook.com/HouseOfLechonCebu/?rf=189663954705727
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