【展覧会レポート】新世界「透明標本」展!高知県立美術館で見た骨格美

tomehyohonten

 

こんにちは、安田ケリー(@kry_ysd)です!

趣味は旅行の他に、神社仏閣巡りと美術館へ行くこと。

ということで今回は、新世界「透明標本」展に行ってきました!

 

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「透明標本」って?

透明骨格標本は生物の骨格を観察するため様々な染色法を用いて作成される標本。一般に硬骨をアリザリンレッドで染色、軟骨をアルシアンブルーで染色、または二重染色をほどこしたのち軟組織を透明化したものである。透明な肉質の中に鮮やかに染色された骨格が、生時の立体配置で観察できる。

透明骨格標本 – Wikipedia

 

上記の通り、透明骨格標本とは骨格の研究法の一種で、その綺麗な見た目から生み出されたのがこのアート作品です。

展覧会の冒頭では、「透明標本とは」という解説がされており、透明標本を作る過程がわかりやすく公開されています。

この研究法のことを知らずに展覧会を訪れても、十分楽しめますよ。

 

新世界「透明標本」展へ

(入口の看板。とっても綺麗!)

 

ギャラリーは、4つのフロアに区切られています。

1つ目は、標本が解説付きで展示されていて、透明標本について学ぶことができるフロア。

2つ目のフロアからは、暗幕で仕切られていて、透明標本だけでなく空間全体を楽しむことができます。

写真を撮るのも良いですが、自分の目で見ることも忘れないでくださいね。

 

(透明標本について学ぶエリアで撮影)

 

(カエルの透明標本)

 

(様々な海の生物の透明標本。安田はタツノオトシゴがお気に入り)

 

先ほどの解説にもあった通り、軟骨の部分は青、硬骨の部分は赤紫で染色されています。

時間や薬品の量を間違えると「過染色」となるので、細心の注意が必要なんだとか。

 

並べられている標本は、角度によって見える骨格部分が変わります。

上から見るのと横から見るのでは、骨格が全然違うのでおもしろいですよ。

 

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透明標本のグッズも販売中

作品を見たあとは、グッズを販売しているコーナーへ。

さっきまで見ていた、小さな生物たちの本物の標本も売られていました!小さなボトルに入って綺麗に並べられているのを見ていると、ついつい欲しくなってしまいます。

 

ノートや缶バッジ、クリアファイル、アクリルキーホルダーのガチャガチャもありました。

ポストカードを購入し、ガチャガチャもしっかりやりました。鳥の透明標本のキーホルダーをGET!

 

 

美しい「透明標本」を見に行こう!

この透明標本、ぜひ実際に見てみてほしいです。

魚類捕食をしているアンコウの標本では、胃の中の魚までが綺麗に染色されており、自然界の食物連鎖を目の当たりにします。

ニホンアマガエルの成長段階の標本では、小さな関節一つ一つが見事に染色されている様子が伺えました。

このように、標本ひとつひとつを細かく見ていくのがおもしろい展覧会です。

 

まさに今、”新世界”として注目を集めている透明標本の世界。自分の目で見て、体感してみてくださいね。

 

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