こんにちは、安田ケリー(@kry_ysd)です。
香港からフェリーで約1時間のところにある中華人民共和国の特別行政区の一つ、マカオ。
そのマカオには30個もの世界遺産が密集しているのを知っていますか?
2005年、ユネスコがマカオ歴史地区の22の建造物と8つの広場を世界遺産に認定しました。
もともとはポルトガルの植民地だったこともあり、古来の東洋文化が融合した美しい街並みを見ることができます。世界遺産が大好きな人にはたまらない地域ですね。
30個の中でも、絶対に外せない5つのスポットをご紹介しましょう。
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マカオの世界遺産への行き方
まずはフェリー乗り場から、マカオ世界遺産の観光の起点となるセナド広場への行き方です。
1.タクシー
一番簡単な方法で、フェリーターミナルに待機しているタクシーを利用します。日本語や英語は基本的には通じません。行き先を書いた紙か地図を見せましょう。
初乗り1.6kmまで15パダカ、230m毎に1.5パダカ、セナド広場までは30~50パダカ。トランクに荷物を乗せると追加で5パダカかかります。
また、1ドル以下のお釣りはチップとして取られてしまうので、細かい現金を用意しましょう。
2.カジノ行き無料シャトルバス
数多くのホテルが、フェリーターミナルからシャトルバスを運行しています。運行本数が多い上、無料なので細かい現金を用意する手間も省けて便利です!
以下で時刻表を見ることができます。
マカオの主要ホテル・シャトルバス時刻表South China Travel
3.路線バス
マカオ初心者にはあまりオススメしません。どのバスがどこへ行くのかが分かりにくいですし、運転手に英語や日本語がほとんど通じないからです。
フェリーターミナルでもらえる地図にはバス停が書いていますが、ルート自体が書いていないのであまり役に立ちません。
よって、タクシーかカジノ行きのシャトルバスを利用するのがおすすめです。
セナド広場
マカオを訪れる人は外せない、有名な広場です。
白と黒のモザイク模様の石畳とかわいいパステルカラーのヨーロッパ風の建物に大興奮!
ここでは祝賀行事やパフォーマンスなどの大規模なイベントが開催されることもあります。
私が訪れた日は、マカオの音楽団が音楽を奏でていました。
写真右の真っ白な外壁の建物は、仁慈堂大楼。
ポルトガルのレオノール女王が創立した慈善福祉団体で、こちらも世界遺産に登録されています。
聖ポール天主堂跡
マカオの世界遺産の中でも特に有名な聖ポール天主堂。
1602年に建てられた教会ですが、1835年に大火災に遭い、その大部分は消失してしまいました。
奇跡的に残った教会の前壁と68段の階段には、今でも多くの観光客が訪れています。
天主堂を背にすると、ヨーロッパ風の建築物が少し高い位置から楽しめます。
マカオでも有名なカジノ・グランドリスボアもここから見ることができます。
聖ドミニコ教会
聖ドミニコ広場にある聖ドミニコ教会は、やさしい白と黄色が基調とした上品な教会です。
1587年、メキシコ出身のドミニコ修道士によって建設されました。
当時は木造でしたが、現在はリフォームされ、奥には美術館も併設されています。
住所:澳門板樟堂前地
営業時間:10:00〜18:00
定休日:無
大堂(カテドラル)
大堂(カテドラル)広場にあるこちらは1622年に建てられた大聖堂で、マカオのカトリック教会の中心となっています。
昔は周りに高層ビルが無く、ここから海を見渡すこともできたんだとか。
教会内の窓にはステンドグラスが多く使われており、光を上手に取り入れられています。
住所:澳門大堂前地
営業時間:17:30〜18:30
定休日:無
モンテの砦
1617年から1626年にイエズス会修道士によって建造された軍事要塞・モンテの砦。
四方を防壁で囲まれていて、20台以上もの大砲が設置されています。
1922年にはここから撃たれた弾がオランダ軍の火薬庫に着弾し、勝利に貢献しました。
高い場所に位置しているので、マカオ市内を一望することができます。
カジノのグランドリスボアやマカオタワーもここから見えますよ。
絶対に外せない5つの世界遺産
以上、マカオ観光には欠かせない5つの世界遺産をご紹介しました。
これらはセナド広場周辺に集中しているので、写真を撮りながら歩いても3〜4時間で観光することができました。
また、全部で30個にものぼる世界遺産ですが、市内に集中しているので効率よく見て回れば一日で全制覇もできてしまうようです。
ポルトガル色の残るどこか可愛らしい街並みも、ぜひ見てみてくださいね。
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