こんにちは、安田ケリー(@kry_ysd)です。
4月にバニラエアを利用してセブに行くことが決定しました!
今からワクワクドキドキしているわけですが、ただ単に久々の海外旅行だからではありません。
一緒に行く友人が、なんと初めての海外旅行なんです!
旅行の相談をすると、こんな疑問を投げかけられました。
親愛なる友人
海外旅行初心者には「海外行きの航空券は高い」というイメージがまだまだある模様。
格安航空会社、いわゆる『LCC』はどうしてそんなに安いの?という疑問を解決します。
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LCCとは
LCCとは、LowCostCarrier(ローコストキャリア)の頭文字をとったものです。
低コストの運営により低価格の運賃でサービスを提供する格安航空会社のことを指します。
日本で就航しているものはピーチ、ジェットスター、バニラエア、春秋航空。いずれも国際線・国内線の両方を取り扱っています。
これらの航空会社を利用すると、初心者は必ずと言っていいほどびっくりするようなお安い金額で海外へ行けちゃうんです。
それでは、誰もが知っている一般航空会社のJALやANAとは、一体何が違うのでしょうか?
座席数が多い
LCCは一般航空会社に比べ、機内のシートピッチを狭くして座席数を多く設けています。これにより、一般航空会社よりも20%多くの乗客が乗ることができるんです。
シートは硬いし背もたれが直角だしちょっと窮屈ですが、就航しているのは日本国内もしくは日本近郊のみなので、我慢できないほど長時間ではありません。
座席にモニターが付いていないのも特徴です。
予約の変更やキャンセルができない
一般航空会社の場合、予約の変更や払い戻しが簡単に行えます。
しかしLCCは、予約の変更や払い戻しができなかったり、できたとしても手数料がかかってしまうんです。
絶対にこの日のこの時間にここへ行く!というのが決まっている人は問題ないですが、日程がずれるかも…という人には不向きです。
機内サービスが有料
一般航空会社を利用すると、食べ物や飲み物、その他アメニティをサービスしてくれたり、座席についているモニターで映画や音楽などの機内エンターテイメントを楽しむことができます。
しかしこれらが一切ないのがLCC。
食べ物・飲み物はすべて有料、先ほど書いたようにモニターもないので映画や音楽を楽しむことができません。
預入荷物が有料
旅慣れていない海外旅行初心者は、荷物が多くなりがち。そんなときに使用するのはキャリーバッグですよね。
そのキャリーバッグ、一般航空会社は1個まで無料で預けられますが(規定あり)、LCCは1個目から別料金がかかります。
また、機内に持ち込める荷物の重量やサイズも決まっていて、LCCの規定は一般航空会社よりも厳しい制限となっています。
チェックインカウンターが少ない
ズラリと並んでいる一般航空会社のチェックインカウンターですが、それに比べLCCのカウンターは隅の方にふたつみっつ。なのでチェックイン開始直後は少し待たなければなりません。
人件費の削減が格安の理由にも繋がっています。
店舗などの拠点が少ない
直接的な窓口となる店舗を極力減らし、場所代を抑えています。予約は基本的にオンラインのみで、電話予約をするには別途料金が発生。
旅行代理店で扱っていない点もローコストの理由です。
LCCはこんな人におすすめ
LCCの特徴はこのようになりました。
- 座席数が多い
- 予約の変更やキャンセルができない
- 機内サービスが有料
- 預入荷物が有料
- チェックインカウンターが少ない
- 店舗などの拠点が少ない
以上の特徴から、LCCはこんな人におすすめします。
- 座席に快適さを求めない
- 日程が絶対的に決まっている
- 食べ物や飲み物は自分で持ち込む
- 荷物が少ない
- 航空券代をとにかく抑えたい
まとめ
私も日本でLCCが普及し始めた10年くらい前は、「安い=危ない、事故しそう」だと思っていました。
しかしそれはただのイメージで、安いから事故をする・高いから事故をしないというわけでもありません。
それに機体の性能など安全に関する部分が安い理由なのだとしたら、とっくに問題になっていてこんなに普及もしていないでしょう。
安さの理由は人件費やサービスの面が主なので、安心して利用して良いと言えます。
このように、今どきの海外旅行は金銭面でも時間面でも昔よりかなりハードルが低くなっています。
日本から程近い台湾、香港、上海などの中国、ベトナムやフィリピンくらいならこのLCCでひとっ飛びなんです。
このLCCを使って、もっと気軽に世界を見に行ってみてはいかがでしょうか。
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