こんにちは、オーストラリアでワーホリ中の安田です。
破天荒エムエム氏との運命的な出会いにより、キラキラファンシープラムピッキングライフにいとも簡単に終止符を打ちました。
前回の記事:
まさか私が本当にもりもりにくっついていくとは思っていなかったワークホステルのオーナーと住民たちは、揃いも揃っておったまげ。
ワクワク安田
元祖ワッツ!?イザベラ
そういうわけで、来たる2023年2月27日、マブのマブによるマブのための地獄のヒッチハイクライフまちがえたビューティフルワンダーウキウキヒッチハイクライフ、いよいよスタートです!
目次
思ひ出の公園に別れを告げる会
2ヶ月間は住むと踏んで大事に食べていたチョコレート(カカオ70%)を最後すんげえ雑に消費し、ウチラの出会いの地であるワークホステルを後に。
プロヒッチハイカー・もりもり
…の前に、ウチラの関係を深めた思ひ出の公園でやり残したことをやり遂げます。
公園大好き安田
最初はダルがっていたもりもりも、ノリノリで大きくジャンプ。体を半分に折り曲げる不思議な芸当を繰り広げていました。すぎょい。
初日の最終目的地はマーガレット・リバー
さて、茶番もほどほどに切り上げ(トランポリン楽しかったあ!)、初日の今日はドニーブルック(Donnybrook)からマーガレット・リバー (Margaret River)を目指します。
Googleマップで見ると、最短距離は99.2km、車で約1時間14分ですが、もりもりの野暮用(銀行でカードを受け取るというワーホリ初期の必須タスク)を片付けるべく一旦バンバリー(Bunbury)へ行き、バッセルトン(Busselton)を経由するルートで向かうことに。
イメージはこんな感じ。
また、最初の目的地にマーガレット・リバーを選んだのは、ワークホステルのオーナーがそこにグレープピッキングの仕事があると言っていたからです。
ぶどう大好き安田
【1台目】ドニーブルックからバンバリー
さあ、いよいよヒッチハイク開始(もりもりが)!
いつ何が起きても対応可能なようにワーホリ中の計画を何も立ててこなかったとはいえ、ヒッチハイクはさすがに予想していなかった安田の8kgのバックパックと28kgのスーツケースが一番の懸念点ですが、心配ご無用。
なんてったって、こっちには伝説のプロヒッチハイカー・もりもりがバックについているのだから!
褒め上手安田
さすが黄金の親指を持つもりもり、開始後なんと10分も経たないうちに車を捕まえました!
複雑な表情もりもり
レジェンドヒッチハイカーともなるとその道のプライドがあるようですが、素人の私にはあんまりよくわかりません。こちら側のどこからでも切れます以外のところでも切れたやんみたいなこと?
たとえどこから切れようと、切れた事実に変わりはねえ!
ヒッチハイク初体験安田
ウチラのヒッチハイク旅の記念すべき1台目となってくれたのは、ダンディなおじさんとその愛犬ロージー(Rosie)。ドニーブルックの木材屋さんで、これから用があってバンバリーへ行くとのことです。
動物にも通用する脅威のコミュ力を持つ安田(自称)、後部座席に乗っていたロージーとすっかりマブに!
(前髪を振り乱しながらロージー(右)と戯れる安田(左))
車内では、今後ニートになるのを避けるべくマーガレット・リバーでの仕事について必死に質問。やはりこの時季はグレープピッキングが多いみたい。
高級品種・ピオーネを食べて育った安田
優しいおじさんを質問攻めにすること約30分後、無事バンバリーに到着!
野暮用のある銀行に駆け込んでいったもりもりを横目に、おじさんにしきりにお礼を言います。人生初のヒッチハイク、マジ感激。素敵やんヒッチハイク。素敵やんもりもり(の親指)。
するとおじさん、マーガレット・リバーに住んでいる知り合いに電話し、その人が働いている(経営している?)カフェの名前と、ファームの仕事を紹介してくれるエージェントの名前を聞いて、自分の名刺に書いて渡してくれました。
ダンディなおじさん
超感激安田
去っていく車に手を振り、ヒッチハイク初体験の余韻に浸っていると、もりもりがバタバタと戻ってきました。
オーストラリアに来たばかりもりもり
ウチラの波乱万丈!ドキドキ☆ヒッチハイク旅!〜銀行を信じたら負けだ〜は、まだ始まったばかりであります。
坂を上って下った先にあるバック・ビーチ
バンバリー市内からすぐのバック・ビーチ(Back Beach)が超綺麗だということを知っている安田、ダメ元で駄々をこねてみることに。
海大好き安田
力持ちもりもり
安田が今持っているもの。8kgのバックパックと、5kg程度の某スーパーの保冷バッグ。
もりもりが今持っているもの(と引きずっているもの)。巨大なバックパック2個と安田の28kgのスーツケース。
しかも、ビーチがある方角に見えるのは、なんだか急な上り坂。
駄々っ子安田
いや最初から自分で持てよというツッコミは受け付けます。その通りです。
ビーチ!ビーチ!と騒ぐ私を見かねてか、はたまた自分もちょっと興味があったのか、なんともりもり、ビーチの方向に歩き出しました。漬物でも入ってんか?と思うくらい意味わからん重さの私のスーツケースをごりごり引いて!
漬物はたくあん派安田
急勾配を上って下ってから気が付いたんですが、我々(というか私)が選んだ道だけがこんなんだったようで、別の道はなんと平坦でした。
ぜえぜえもりもり
ちゃんと到着したので結果オーライ!ありがとうもりもり!そして見よこの綺麗なビーチを!!!!
(透明度高!!!)
足を水につけて遊び、近くの芝生に座っていたマダム達とそのお孫ちゃんと戯れ、ワークホステルから拝借してきたトマト(無料)をもりもり食し、ようやくヒッチハイク再開!
【2台目】バンバリーからちょい先
ここバンバリーから、お次は一旦バッセルトンを目指します。
ヒッチハイク再開直後、一発で車を仕留めたレジェンド氏もりもりに大きな拍手を!
海の漢!みたいなイケイケのおっちゃんが、バッセルトン方面に少しだけ乗せてくれました。
このおっちゃん、過去にも我々のようなヒッチハイカーを乗せたことがあるそう。
好奇心もりもり
海の漢
おっちゃん曰く、乗せる側はヒッチハイカーの服装を見て、危険な人物じゃないかどうかを判断しているそう。
海の漢
柄シャツマニア安田
【3台目】ちょい先からさらにちょい先
海の漢、「俺が君たちを送れるのはここまでだよ」と言い停車したものの、なんと次の車を探すべく、その辺にいたドライバーに片っ端から声をかけてくれました。
すると、お買い物帰りっぽいマダムがこれまた途中まで乗せてくれることに!
コネ大好き安田
そこから少し行った先の、マダムのおうちへの分岐点で降ろしてもらいました。
次の車をGETすべく、再び(もりもりが)スーツケースをごりごり引っ張ります。
【4台目】さらにちょい先からヤリンガップ
今日のもりもり、どうやら親指に神が降臨している様子。なんと4台目の車も難なくキャッチ!
マンキンファン安田
しかも、本日4台目の車から降りてきたのは超カワイイちゃんねー!(※「おねーちゃん」の意)
くりんくりんのボブヘアー、カラーサングラス、花柄のショートパンツと白Tシャツが、70年代のアメリカを彷彿させます!カワイイ!
実は美容師免許保持安田
(カワイイちゃんねー!何回でも言う!カワイイちゃんねーー!)
バンバリーで用を終え、ヤリンガップ(Yallingup)にある自宅まで帰る途中だった彼女。
カワイイちゃんねー
そう言われりゃあ断然そっちに興味が湧く天真爛漫好奇心旺盛のウチラ、チーム・マブ!
ホームタウンについて鼻高々に語る彼女を信じ、バッセルトンをスルーしてヤリンガップまで乗せてもらうことにしました。
高知魂安田
バッセルトンスルーの瞬間!
(カワイイちゃんねー「Bye Busselton!」カワイイ!)
予想以上に綺麗なヤリンガップ・ビーチ
ヤリンガップ・ビーチ(Yallingup Beach)の駐車場で降ろしてもらい、すっかり安田のオキニとなったカワイイちゃんねーとはここでお別れ。
カワイイちゃんねー
で、そのカワイイちゃんねーがひと泳ぎしに行ったビーチがこれ!
そっこー裸足安田
オーストラリア人に「日本には沖縄があるじゃないか!」と言われたことがあるくらい海の水の透明度において絶大な信頼を寄せる沖縄ですが、その沖縄レベルかそれ以上の綺麗さです。
もはや言いたいだけ説安田
しかも、ビーチの脇にはなーんと本日私たちが泊まれそうなお宿もあるではありませんか!
(「お宿」)
ネットがないと存在価値がほぼ無くなる我々(特にもりもり)が常々求めているのは、グッドWiFiと電源。ゆえに時々このような茶番を繰り広げます。
WiFiの奴隷もりもり
ド正論安田
ビーチの近くになんだかすんげえ木もありました。
(「霜降り明星の粗品さんの髪の毛みたいだね」とウチラの中で話題に)
【5台目】ヤリンガップからマーガレット・リバー
今思えばなぜあのとき即座に水着に着替えて泳がなかったのだろうと思うレベルで今からでもわざわざ泳ぎに行きたいヤリンガップ・ビーチをいとも簡単に後にし、いよいよ最終目的地であるマーガレット・リバー方面に向かう車を探します。
ところが、ビーチから出てくる車には子供が乗っていたりサーフボードが積まれていたりと、ウチラ人間2人とこの大荷物を乗せてくれそうな車がなかなか通りません。
とはいえ、ヒッチハイクにおいては本日かなり神がかっている我らがプロヒッチハイカー・もりもり。ついにマーガーレット・リバーまで乗せていってくれる車をキャッチ!
何年か前にオーストラリアにワーホリで来たポーランド人の女性とオーストラリア人の男性のご夫婦で、車に乗せてくれただけでなく、マーガレット・リバーでの宿探しにもめちゃくちゃ協力してくれました。
安田がケアンズ時代に非常にお世話になったYHA(オーストラリア全土に点在している大手バックパッカーズ)に訪問するも、まさかのウェイティングあり。いやユニバかよ。しかもウチラ8番目。
15min大好き安田
結局、Googleマップ上で一番安い宿(ゆーて2人2泊AUD$280!高!)に泊まることにしました。WiFiの奴隷なもんで、致し方ありません。
(超わかりにくいホテルの入口)
ここまで車に乗せてくれたご夫婦が最後にお祈りをしてくれて、ハグしてお別れしました。ありがとう素敵なご夫婦!
つーわけで、今日の最終目的地のマーガレット・リバーに無事到着!
ヒッチハイク楽しかった安田
文字通りのお荷物を部屋に置き、食料調達のため久々のシャバ(Coles)へ(ドニーブルックにはイガ(IGA)しかなかった)。
そのあとわたくし安田の主食である酒を買うべく酒屋に向かったんですが、なんとここで問題発生。
三度の酒安田
記念すべき人生初のヒッチハイク初日に、NO祝杯なんてあり得ません。
頭いい安田
マーガレット・リバーのピザ屋でお疲れ会
今日一日の重労働で疲労困憊のもりもりに駄々をこねまくり(今思えばめっちゃ可哀想やな)、本日私たちが宿泊する部屋の壁の向こうにあるピザ屋さん(なんちゅう建物の造り)へ。
この本日のスペシャルピザみたいなんがめちゃくちゃおいしかった!
チーズ大好き安田
肝心のビールは、この店にある中で一番度数の高いものをでかいグラスでしっかり2杯いただきました。
人生初のヒッチハイクを終えて〜もりもりのグッドホスピタリティスキル〜
そういうわけで、もりもりとの記念すべき(まじもう毎日が記念日よ)ウチラのドキドキハッピーキラキラヒッチハイクライフ初日、無事に終了!
ドニーブルック→バンバリー→ちょい先→さらにちょい先→ヤリンガップ→マーガレット・リバーで、計5台の車にお世話になりました。車内の荷物を押しのけてまで私たちの荷物を積んでくれた彼らに超感謝!
そして何よりも御礼申し上げ奉りたいのは、私のかわいいキャサリン(スーツケース)28kgをずーっとごりごり引きながら親指を立て、矢継ぎ早に次から次へと車を捕まえてくれたプロヒッチハイカーのもりもり。
「昔友達を釣りに連れて行って友達だけ全然釣れなくて空気が最悪だったことがある、僕が誘ったわけではなかったけどせっかく一緒に来たからには楽しんでもらえるようにしたかった」と話してくれたことがあったあたり、私のことも今日一日めちゃくちゃ気にしてくれていたことでしょう。
意外と涙もろい安田
わりとあるもりもりのホスピタリティ精神に超感動し、この日は夜しか眠れませんでした。ぐっすり。
ウチラのキラキラハッピーワンダーヒッチハイクライフは、まだ始まったばかり。
ノブレス・オブリージュ、もりもりのビッグ親指が今後も我々の救世主たらんことを!
次回、マーガレット・リバーで仕事探し!収穫なさすぎてやばくね☆、エージェントのご利用は計画的に!
本日なんと!人生初のヒッチハイクを体験!
DonnybrookからMargaret Riverまで5台の車にお世話になりました🙏
ポンポン車を捕まえる相方がマジすげえ。尊敬。感謝。 pic.twitter.com/KxDQtSh6F8— 安田ケリー😈ヒッチハイク旅中🇦🇺 (@kry_ysd) February 27, 2023
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