こんにちは、ニューヨークが大好きな安田ケリー(@kry_ysd)です。
2月14日といえば、バレンタインデー!
日本では女性が男性にチョコを渡す日ですが、アメリカは逆で「男性が女性に気持ちを伝える日」なんです。
バレンタインデーの本当の意味とともに、アメリカのバレンタインの風習をご紹介します!
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日本のバレンタインデー
私たちに馴染みのある日本のバレンタインデーでは、女性から男性にチョコを送りますよね。
それだけでなく「義理チョコ」「友チョコ」「逆チョコ」「ご褒美チョコ」など楽しみ方は様々ですが、どれにもチョコレートが関与しています。
日本にバレンタインデーという日が知られたのは昭和7年(1932年)。モロゾフの創業者が愛する人に贈り物をするという欧米の習慣を紹介したのがきっかけでした。
以来、森永製菓などの製菓会社が「バレンタインデーには愛する人にチョコレートを贈る」と宣伝し、現在のバレンタインデーが定着しています。
本当のバレンタインデーの由来
日本と同じく2月14日。キリスト教徒が関わる行事である「バレンタインデー」です。
英語表記では「Valentine’s Day」または「St. Valentine’s Day(セント・バレンタインデー)」で、「’s」が付いています。この「’s」は所有格なので、訳すと「聖バレンタインの日」となるんです。
3世紀のローマ帝国の皇帝は「愛する人を故郷に残してきた戦士がいると士気が下がる」と考え、戦士たちが結婚するのを禁止していました。
しかしそんな戦士たちを憐れんだキリスト教の司祭・ウァレンティヌス(バレンタイン)は、皇帝に内緒で戦士たちの結婚式を行います。
その噂が皇帝の耳に入り、ウァレンティヌスは一度は厳しい注意を受けるものの、命令に従わなかったため処刑に。
これが2月14日で、以降「愛の日」と呼ばれるようになりました。
※諸説あります。
アメリカのバレンタインデー
さて、2月14日が「愛の日」と呼ばれる理由をお分かり頂けたでしょうか。
こうしてアメリカでは「愛の日」なので、どちらがどちらにという縛りがなく、名の通り「大切な人に愛を伝える日」として広まっています。
贈るものも、チョコレートだとは決まっていません。なので”一応”精神の「義理チョコ」も存在しません!
とはいえ、比較的男性から女性に贈り物をする習慣が多いよう。
そこで「アメリカ人の男性は女性に何を贈るのか」を調べてみました!
メッセージカードを贈る
愛を綴ったメッセージカードを贈ります。
これは先ほど紹介した、バレンタインデーの由来にもなっているウァレンティヌスのある行動が始まりです。
再び戦士たちの結婚式をこっそり行っていたことが皇帝にバレてしまい、捕らえられたウァレンティヌスは、獄中で一人の女性と恋に落ちました。
処刑の直前、彼は彼女に「From your Valentine(あなたのウァレンティヌスより)」と書いたメッセージカードを残したのです。
彼のこの行動が起源となり、現代の人々もメッセージカードを贈るように。ちなみにこの表現は現在でも使われています。
花束を贈る
花束とチョコ、花束とメッセージカードなど、「贈り物」に花束は欠かせません。
赤いバラの花束を渡す人が多いんだとか。
素敵なディナーをする
ロマンチックなレストランを予約したり、家でおいしい手料理を用意したり、愛する人とのディナーを楽しみます。
しかしバレンタインデーは祝日ではないので、仕事帰りにディナーに来るカップルがたくさん。飲食店はいつもより忙しそうです。
アメリカにはホワイトデーがない
バレンタインデーのお返しをするあの「ホワイトデー」、実はアメリカにはありません!
そもそも「お返しをする日」がないので、男性は女性からお返しが来るとも思っていないんだとか。日本は製菓会社の商業戦略にまんまとハマっているようですね(笑)
おわりに
日本では「女性から男性へチョコレートを贈る」という縛りがありますが、アメリカでは単に「愛を伝える日」だという自由なバレンタインデーでした。
しかしどちらも「愛」が関与しているのは同じ。この時期はどの街も浮き足立っているようで、なんだか気分がほっこりしますね。
ウァレンティヌスの愛に溢れた生き様にあやかって、素敵なバレンタインデーを過ごしてみてはいかがでしょうか。
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