こんにちは、安田ケリー(@kry_ysd)です。
以前書いた私の好きな漫画とアニメをひたすら公開する記事が、わりと反響を呼びました。

同じ作品が好きな方が多数いることがわかり、そんな方々にはより親近感を持つことができました。作品とは素晴らしい!と、改めて実感しますね。
さて、こういう共感や繋がりがもっと欲しい!ということで、早くも第2弾・小説編です。
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森見登美彦
早速の登場!私の大好きな京都が舞台の作品が多数。
最近地元の本屋さんでサイン色紙を見つけてテンションだだ上がり。今では京都のロケ地を一人で巡るほど大ファンになりました。
『夜は短し歩けよ乙女』
初めて読んだ森見作品です。
最近ではアニメ化もされましたね。もちろん映画館に観に行きました。公開日に!ひとりで!夜は短し歩けよ乙女Walkerもばっちり購入。
作中に出てくる「黒髪の乙女」よろしく、一人で飲み歩くという遊びもしちゃってるレベルで好き!
【新釈】走れメロス
私の時代は小学校の国語の授業で題材に扱われた『走れメロス』。これが森見先生ならではの設定・雰囲気で、近代的に描かれています。誰もが知っている有名作品だからこそおもしろい。
この他にも近代的にアレンジされた、中島敦の『山月記』、芥川龍之介の『藪の中』、坂口安吾の『桜の森の満開の下』、森鴎外の『百物語』の四篇が収録。
それぞれ注釈が入れられているので、原作を知らなくても楽しんで読むことができます。
森見先生の手にかかるとこうなるのか…!という新しいワクワクが味わえますよ。
恋文の技術
その名の通り、ある人物から他の人物に送る手紙の形式で書かれています。
相手からの返事の内容は書かれておらず、ある人物がそれに対して書く返事で、相手の返事の内容もわかるというなんともおもしろい手法です。
これを読んでいると恋文はもちろん、誰かに手紙を書きたくなります。
筒井康隆
小説界の巨匠。小学生のときに、『七瀬シリーズが』コミカライズされた『NANASE』に出会います。
今思うと「あんなグロい内容の漫画、弱冠小学生にしてよく読んでたな」と。そのため原作である『家族八景』は、まだ怖くて読めていません。ゆくゆくは…!
大好きな大好きな『時をかける少女』も、原作は筒井先生の作品です。アニメファンとして、これも早く読みたいですね。
旅のラゴス
人生をかけて旅をするラゴス。その理由とは…
1986年に出版されましたが、現代でもおすすめ本に選ばれるなど、この作品に魅了される人が後を絶ちません。
この作品にはクライマックスがなく、非常に淡々と描かれています。それでいて決して軽くなく、ぎゅっと凝縮されているような印象です。
加藤シゲアキ
関ジャニ∞が大好きな私、実はNEWSのコンサートにも行ったことがあります。
一度だけですが生で見たシゲ(※ファンの間で有名な呼び名)が小説を書いたとのことで、軽い気持ちで本を手に取ったのが始まりです。なんと、予想を上回るおもしろさでした。
ピンクとグレー
映画にもなりましたが、原作である小説を読むのが断然おすすめ。読んでいるうちにどんどん作品の中に取り込まれます。
”ジャニーズの加藤シゲアキ”感はまったく感じられません。その感覚に驚かされた作品でした。
閃光スクランブル
少し内容に触れてしまいますが、以前渋谷のスクランブル交差点を歩いていたら、この作中に出てくる場面に遭遇しました。
とっさにこの作品を思い出して切なくなってしまったほど、私の胸の中に残っている作品です。
森博嗣
テレビドラマにもなった『すべてがFになる』の原作者です。
私はこのドラマを見たことがなく、たまたま図書館で本を手に取ったのが森先生との出会いでした。
Wシリーズ
魔法の色を知っているか? What Color is the Magic? (講談社タイガ)
当時これがシリーズものとは知らず、この作品から読み始めてしまいました。(Wシリーズの一番目は『彼女は一人で歩くのか?』)
近未来的というか、あるいは古代的なのか、この作品の背景はあまりにも現代とかけ離れていて、少し難しいと感じる内容でした。けれど読み始めるとのめり込む。
この続きの『風は青海を渡るのか?』を読み終わったときは、すっかり森作品のファンになっていました。
密接な関わりを持つ『百年シリーズ』も今後読みたい作品です。
西尾維新
小説界で一番好きな推理小説作家です。
西尾先生の作品の特徴は、なんといってもその独特な世界観。言葉遊びがふんだんに使われているほか、先生が関西人ということから来るらしいボケとツッコミがおもしろいです。
読み始めたら止まらなくなるスピード感もとても心地良い。
そしてあらぬ執筆速度でどんどん創刊される作品に、今でも魅了され続けています。
戯言シリーズ
このシリーズとの出会いは中学生のときでした。人間シリーズ、最強シリーズに続きます。
舞台の中心は私の大好きな京都。(京都が好きだから作品が好きなのか、作品が好きだから京都が好きなのか、それは自分でも定かではありません)
若干内容に触れますが、哀川さんと人識くんが対峙するシーンが大好きです。
物語シリーズ
アニメ・漫画編でも紹介しました。今や西尾先生といえばこのシリーズではないでしょうか。
私もこれはアニメから入った作品です。原作だけでなくアニメもながーいシリーズですが、先生特有のスピード感によって最後まで飽きることなく鑑賞できます。
ここでも言いますが斧乃木余接は俺の嫁です。
美少年シリーズ
西尾作品の中ではとってもライト!本当にサクッと読めます。
珍しくまだ誰も死んでません。というか殺傷シーンすらないので、とても平和です。
西尾先生のどの作品でもそうですが、登場するキャラクターが非常に多いんです。これだけ多くのキャラクターがいるにも関わらず、どんなちょい役でもきちんと作中で伏線を張っているので、色濃く印象が残ります。
キャラクターそれぞれにそれだけのインパクトがあるということですね。私が西尾作品を好きな理由の一つです。
まとめ
日中の暑さがなくなり、だんだん涼しくなってきましたね。いろんな秋がありますが、私は断然「読書の秋」です。
私が次に読もうとしているのは恩田陸先生の夜のピクニック。そして森見登美彦先生のペンギン・ハイウェイです。
忙しい日常に、「物語」を取り入れてみてはいかがでしょうか。
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私は星新一とかすきよ。
世にも奇妙な物語的な感じながやけど
短編集メインの人で読みやすいし
おすすめよ〜
あとは有名な乙一とかも
ホラーぽいの多いけどすき