骨格美!今大注目の『透明標本』の世界

 

美術館を訪れる度に入口で「これから溢れ出る感情をどうにか可視化できないかな」って考えてしまうKRYです。

 

みなさんは、体験したことありますか?

 

アート空間に入った瞬間。

作品を目にした瞬間。

自分から何かがドロッと溢れ出てくる、あの不思議な感覚を。

 

あの感情を可視化することができたら、作品を見て感じたことをそのまま人に伝えられるのに。そう思いませんか?

 

…と、こんなことを言ってもそんなことはできないので、今日も文章でお伝えしようと思います。

 

 

新世界『透明標本』展に行ってきました!

 

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今回訪れたのは、高知県立美術館で公開中の新世界『透明標本』展

 

テレビを見ていたとき、たまたまこの展覧会のCMを目にしました。

真っ白の背景に映える青と紫の標本。

なんとも涼しげな色と、なんとも興味を惹かれる「透明」「標本」という言葉。

しかも私はちょうど、あるジャンルがきっかけで「ウォーターカラー」なるものに興味がフツフツと湧いていたときでした。

 

私の夏の予定に「透明標本展を見に行く」という項目が追加された瞬間です。

 

 

「透明骨格標本」とは

 

透明骨格標本は生物の骨格を観察するため様々な染色法を用いて作成される標本。一般に硬骨をアリザリンレッドで染色、軟骨をアルシアンブルーで染色、または二重染色をほどこしたのち軟組織を透明化したものである。透明な肉質の中に鮮やかに染色された骨格が、生時の立体配置で観察できる。

透明骨格標本 - Wikipedia

 

 

骨格の研究法の一種で、その綺麗な見た目から生み出されたのがこのアート作品だということですね。

 

それにしても、なんと綺麗な研究法なのでしょう。

これはますます興味を惹かれます。

 

展覧会の冒頭でも、「透明標本とは」という解説がされています。

透明標本を作る過程なんかもわかりやすく公開されているので、この研究法のことを知らずに展覧会を訪れてもちゃんと楽しめますよ。

 

 

展覧会では全作品が撮影可能!

 

 

4つのフロアに区切られているギャラリー。

1つ目のフロアでは、標本が解説付きで展示されていて、透明標本について学ぶことができます。

2つ目のフロアからは暗幕に仕切られています。

ここから一気に「アート」感が増し、空間全体を楽しむことができます。

 

写真を撮るのも良いですが、自分の目で見ることも忘れないでくださいね。

 

(ちなみに私は1フロアごとに自分の目で見て一通り体感はじめに戻って写真をガンガン撮るという巡回方法を取った結果、鑑賞にかかった時間は2時間でした。(もっと見ていたかったですが!)

この方法だと作品の細かな部分にまで気がつくことができます。

時間のある方はぜひお試しあれ!)

 

 

 

腕はともかく、写真が大好きで一眼レフカメラを所持している私は「撮影可能」の文字に胸が高鳴ります。

撮影させて頂いた写真をちょっとだけ公開しますね。

 

 

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 もうね、期待通りの綺麗さ、透明度、そしてウォーターカラー具合(?)!

 

 

先ほどの解説にもあった通り、軟骨の部分は青、硬骨の部分は赤紫で染色されています。

時間や薬品の量を間違えると「過染色」となるので、細心の注意が必要なんだとか。

 

並べられている標本は、当たり前ですが見る角度によって見える部分が変わります。

平置きされている作品は特に、上からと側面からで見える骨格が違います。

いろんな角度から見てみてくださいね。

 

 

グッズも販売しています!

 

作品を見たあとは、グッズ販売のコーナーへ。

 

ここで驚き!さっきまで見ていた、小さな生物たちの標本が売られていました!

小さなボトルに入って綺麗に並べられているそれらを見ていると、ついつい欲しくなってしまいます。

ノートや缶バッジ、クリアファイル、アクリルキーホルダーのガチャガチャなんかもありました。

 

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ポストカードを購入し、しっかりガチャガチャをやる24歳は私です。

 

 

実物を実際に見てほしい美しさ

 

昨日見てきたばかりなこともあり、感情がすごぶる高まっているので写真をもっと載せたいのですが!

ぜひ、写真ではなく実際に自分の目で見てみてください。

 

魚類捕食をしているアンコウの標本では、胃の中の魚までが綺麗に染色されており、自然界の食物連鎖を目の当たりにします。

ニホンアマガエルの成長段階の標本では、小さな関節一つ一つが見事に染色されている様子が伺えます。

 

このように、標本ひとつひとつを細かく見ていくと興味深い部分がたくさん。

また、2つ目のフロアからは空間全体で見るのもとてもおもしろいですよ。

 

 

まさに今、”新世界”として注目を集めている透明標本の世界。

自分の目で見て、体感してみてくださいね。