変わりゆく街で、変わらずに在るものたち。ートリニティ教会

 

季節外れのハロウィンを満喫した私達が次に訪れたのは、ニューヨークを代表する老舗の本屋さん・ストランドブックストアだ。

創業は1927年、そして1956年にこの場所に移転。

ロゴがなんともアメリカっぽい。

 

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地下一階から三階までぎっしりと本が詰まった、まるで店そのものが本棚のような場所。

トートバッグやポストカード、Tシャツやマグネットといった実用的な雑貨やお土産も、目当てのひとつ。

 

私は小説だけでなく、アートブックや写真集、デザイン本などといったクリエイティブな本が大好きだ。

そういう系統の本は目に直接訴えかけてくれるので、文字を書いてなくても構わないし、書いてある文字が読めなくても問題ない。

ここでは当然、英語で書かれている本ばかりだったのだが、私の脳が「英語は読めない」と決めつけていたことによって、純粋に本のデザインや特色だけに目が行き、「読めない」ことが返っておもしろく感じた。

「本」なので書いてある文章の内容を読むのが主な楽しみ方なのだが、このときは本を違う視点から「観る」という不思議な感覚を味わったのだった。

 

もしこの街に住んだら、「この本屋の中を一日中物色する」という休日をつくろう。

そんなことを妄想しながら、限られた時間で店内を見て回った。

Strand Book Store

公式サイト:http://www.strandbooks.com

828 Broadway New York , NY 10003

212-473-1452

 

 

アメリカの国定歴史建造物に指定されているグレース協会を見つけたのは、雨が少し降り始めた頃だった。

初めて見る外国の協会。

ゴシック調の作りは、なんだか優雅に見える。

建設が1846年と、その歴史は長い。

同年にはトリニティ協会も建てられたが、このグレース協会は全世代を通じて、ニューヨークで最も人気がある協会なのだそうだ。

現代の街に、突如蘇る歴史。

風格があり、静かに威厳を放っていた。

 

中に入ってみたが、ちょうどお祈りが始まる時間だったようで、人々が集っている。

初めての雰囲気に神聖さを感じた私達は、名残惜しくもその場所を後にした。

 

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